されないのは亡くなったじいちゃんのおかげ。
当時東京の方(と言っても横須賀だけど…)に出ていたのはじいちゃんだけだったらしく、のちに続くものたちがじいちゃんを頼りにして上京した人が少なくなかったみたい。
そしてお盆や正月に山形に帰れない時などは「横須賀のおんちゃんのところに寄せてもらった」「おんちゃんには本当に世話になった」と冠婚葬祭の度にそういう話を何度となく聞いた。
実の息子や孫のオレたちからしたら、とんでもない、たちの悪いじいさんだったが、甥っ子や姪っ子にはとてもやさしくて面倒見のいいおんちゃんだったらしい。
もうじいちゃんの代どころか、おやじの代の人たちもかなりの人たちが鬼籍に入っていてそんな話を知っている人も少なくなった。今はオレの再従兄弟の代なのだろうが、再従兄弟のことはオレもほとんど何も知らない。
いずれにしても、オレも甥っ子ABCDをかわいがって『よく面倒をみて』老後と死んだ時のことを宜しく頼むよーにしなくちゃ…。。。