ばあちゃんの実家がある朝日町では遠い親戚の家を3件回って線香を上げさせてもらったが、全部アポなしで突然訪ねたのにオレのことを相手はよく知っていてどこでも歓迎された。ばあちゃん、おんちゃん、おやじがなくなってからも毎年年賀状を出していたからだろうか…。
ある家でろうそくの火がビックリするくらい伸びた。それは故人が喜んでいる証なんだそうである。本当に不思議。
四ヶ村という隠れ里みたいな集落ではタイヤがパンクすると村人が助けてくれ、その後、真っ暗になってしまい、迷い込んだ民家で道を訪ねると『取り合えず上がれ飯食ってけ』ともてなしを受けた。
何か今日の出来事は全部夢まぼろしだったような気がする。本当に摩訶不思議な一日だった。