思えば「滝や棚田や仏塔の世界」も実に狭い世界だが『お墓の世界』はそれらをさらにはるかに上回る『本当に狭い狭い世界』だとしみじみと感じた。
今まで面識はなくともネット上等で交流していた『その世界では著名な人たち?』が「みな」何らかの形でその探墓会の人たちとのつながりがあるようで、たった数十分で『この世界のコアな人たち』と一気に全部つながってしまった感じだった。
話をしていてお墓を探す際の情報収集方法や苦労話など共感できる点も少なくなかったが『お墓巡りが趣味』といっても、江戸時代以後(江戸時代、幕末、新撰組、華族等)の歴史的人物のお墓を興味の対象としている人たちが圧倒的に多く、私のように『鎌倉時代〜南北朝時代〜室町時代』の歴史的人物のお墓を興味の対象としている人はとても珍しいようで(今日の会にはそーいう人は一人もいなかった…)、そういう意味では話が全然合わなかった。
何十年と『お墓巡りというコアな趣味』を『ずっと一人』でやってきて、ようやく巡り会えた?数少ない同じ趣味を持つ人たちの中でさえも、やはり自分は『コアで浮きまくった存在なのだ…』と思い知った今日一日だった。
事前に分かっていたこととはいえ、コアな人たちの中でもさらにコアな方に分類される存在だったとはね…。
やはりお墓巡りが一番『ナンバーワン、オンリーワン』に近いところにいるんだろうなぁ〜と思った。